ウイスキーグラスを撮影しつづける男 / 人生最高のカロリーメイト
Last Update Aug.30, 2004
北海道3月、男の泪/乙女の泪付近
雪の中道を歩いていると、変わった事をしている人を見つけた。その人はちょっとした雪をかぶった柵の上などにグラス(よく覚えていないがたぶんロック用) を置いては写真をとり、また場所を変えてはグラスの写真をとっている。何をしているのかと思い聞いてみると...。二週間ほど前、飲みながら雪の上に置い たグラスをふと眺めると、あまりの美しさに心を奪われた。それ以来グラスの写真を撮り続けている。との事でした。何故だか「へー、えらいなー」と思いまし た。
この時は流氷サイクリングの途中。知床YHで知り合った奴等2人と一緒に歩いていた。出る前に昼飯はどうしようという事になったが1食ぐらい我慢すれば良 いだろうと言う事になっていた。しかし積雪通行止め中の車道だとはいえ、雪道を朝から歩いて昼飯を我慢するのは相当つらいだろうなと思っていたが、自分は 3月の北海道サイクリング中という事もあって、カロリーメイトを2箱持っており、何とかなるだろうと思っていた。また他の二人も弁当無しとは言いながら も、当然何かは持って来るだろうと思っていた。
しかし考えは甘いようだった。他の二人は本当に何も持ってこなかったのだ。やがて神戸から来たといっていた、メガネに髯のあんちゃんが脱落し始めた... (私はカロリーメイトの事は黙っていた)。私も空腹ではあったが、何とか予定のコースを歩いて帰る事ぐらいは出来そうだった。しかし神戸のあんちゃんが、 とうとう歩けなくなり目もうつろになり、私のカロリーメイトの出番となった。神戸のあんちゃんに1箱渡し、もう一人のあんちゃんと私2人で1箱を食べた。 普段あまりうまいと思う事の無いカロリーメイトだが、さすがにこの時はうまかった。後日神戸のあんちゃんから手紙が届き、「あの時もらったカロリーメイト は今までの人生で一番うまかった」と書いてあった。
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