能登半島 真夜中の恐怖体験 |
Last Update Jun.30, 2003
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能登半島の先っぽでは忘れられない思い出がある。ここではシーズンオフのキャンプ場に勝手に入り込んで泊まっていた。水道は出なかったが景色もよく結構気に入って何泊か利用した。
ある晩寝ていると深夜便意をもよおした。小便ならテントの横でするのだが雲固は翌朝臭うと朝飯時なんかにいやだな〜と思い、少し離れたところでと考えた。
他の人はどうなのかわからないが、仮に臭わなくても、私の場合、自分のした雲固と時間を空けて再会すると、あまり良い気持ちはしない。一度自分とは関係のない存在となった以上、二度と目の前には現れてほしくないものだ。
しばらく経ってから「やぁー、あの時はどーも−」などと現れられても、懐かしくもなければ、うれしくもない。
すみません、話がちょっと脱線しました。今回は恐怖体験の話でした。
少し歩いてみるとトイレがあった。もちろん明かりはつかないが懐中電灯があるので、何を考えたかトイレを利用する事にした。知ってる人はわかると思うが、無人キャンプ場の夜のトイレは結構不気味なのです。
もちろん汲み取り式。念の為便器の穴の中を懐中電灯で確認すると...特に問題なさそうだ。
(自分でも何を確認しているのか良くわからないが、いつも必ず確認してしまう。)
用を足しながら、中から手が出てきたり顔が浮かんでいた漫画を昔読んだなー、確か表題は亡霊学級...あれは怖かったな...とか考えながら、ふと何気なく目の前の壁を懐中電灯で照らしてみたら!!
こんな恐ろしい思いをしたのは初めてだった。なんと前の壁も!両横の壁も!後ろの壁にも!すきまなく、何千、何万(たぶんそのぐらいはいたと思う)というカマドウマがいたのだった! 自分がそのまま固まってしまった事は言うまでもない。
※ カマドウマを知らない人は、用便中に、どれもコレも今にも自分めがけて飛び出しそうな何千何万というゴキブリが壁を埋めている状況に、急に気付いたと想像してください。
恐ろしい! 気持ち悪い! 逃げ出したい!
でも自分はズボンを下ろし、まさに用便中だ。もちろん拭く必要もある。もしここで自分の動きにカマドウマが反応し、この何千、何万というカマドウマが一斉に飛び跳ね始めたら...
真夜中の無人のキャンプ場のトイレで、自分の顔や、剥き出しの尻に、絶え間なくカマドウマがぶつかってきて、しかも自分は下ろしたズボンで足を拘束されている...あぁ考えただけで腰が抜けそうだ...
ここで考え得る最悪の情況は、何かの拍子に急に全部のカマドウマが飛び跳ね始め、カマドウマまみれになった自分は我を失い、足を踏み外して便壺に落ちる。便壺の壁はぬるぬるで上れず、出口(たぶん小さなマンホール状のものだろう)には手が届かない。
しかもシーズンオフの無人キャンプ場。 コレは死ぬかも知れんな〜〜〜...。 しかしカマドウマにびっくりしたが為に死ぬような事にはなりたくないな〜〜〜 云々。
そーっと用を足し、そーっと拭いて、そーっと出てきたのでした。
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