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Last Update Sep.11, 2003
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ストーブ(携帯用コンロ)の話題
この話題は好きな人も多いんじゃないかと思います。私は特にこのストーブについて何か人より詳しいわけではありませんが、まぁ好きな話題なのでアレコレ好き勝手な事を書いてみようかと思います。
SVEA123R
Coleman Peak1
Sigg Fire-Jet
Optimus Explorer
SVEA123R(スベア123R)・・・ Optimus123R (?)
SVEA123Rは私がはじめて手にしたストーブで、サイクリングに持っていくために買いました。1982年から現在でも使い続けており、非常に気に入っています。
このストーブを手にするまでは、サイクリングの時でも飯盒を持ち歩いて焚き火で飯を炊いていた。それでこのSVEAを手に入れた時、まるで魔法を手に入れ
たようでうれしかった。飯を炊くのも飯盒から小さなコッフェルにかわり、好きな時にお湯を沸かして、コーヒーやスープを飲める。一気に私のテント生活は
「掘立て小屋気分」から「何でもそろった豪邸気分」に変わった。また長期サイクリング中などは時々ストーブの手入れをするというのも、楽しい作業となっ
た。
火力調整
火力調整は難しいが出来なくは無い。羽のタッチでチョンチョンと調整すれば、一人分の御飯をコッフェルでおいしく炊く事も難しくない。
再点火時の工夫
自加圧式のためか、一度消火して5分か10分後くらい後に(本体が熱いうちに)再点火すると、きちんとプレヒートを行ってやっても調子が悪い。火が大きくならないのです。いつまでもショボショボと燃えている。
そこで.....自分なりの解決策は再点火前に一度燃料給油口の蓋を開けてやることです。
何故このようなことをするかと言えば、使用時本体は相当熱くなるので中のガソリンもどんどん気化して内圧もどんどん上がり、絶好調のゴーっという音を上げ
ながら勢いよく燃えているが、一度消してしまうと本体がさめて内圧が下がり、「ひょっとすると周囲の大気圧より下がっているのではないか?」と思ったから
です。そこで一度蓋を開けて、タンク内の圧力を大気圧にしてやる事にしています。考え方があっているのかはよくわかりませんが、このようにするようになっ
てから再点火時も火力は十分出るようになりました。
レギュラーガソリンを使ってみると?
よく「ホワイトガソリン指定だがレギュラーで問題無く使用できている」という話が雑誌に出ていたりしていたので、しばらく使ってみた。約1ヶ月ほど毎日レ
ギュラーガソリンで使ったのだが、結論から言うと、”今後自分の123Rにレギュラーガソリンを入れることは無い”です。確かに使えなくはないのですが、
炎が安定せず不安定になった。ホワイトガソリンに戻して使っても炎が黄色く燃焼も安定感に欠ける。自分でノズルの掃除なんかを、かなりしてみたのだが直ら
なかったので結局オーバーホールに出す事に。その後は調子良いです。
Coleman Peak1 (コールマン・ピーク1)
SVEAを使っていると、やっぱりプレヒートをわずらわしく思ってしまう。それでSVEAを赤ガスで使っていたらだんだん調子が
悪くなって来た時、ついついPeak1を衝動買いしてしまった。Peak1はご存知の通りプレヒートがいらず大変便利。しかもとろ火も簡単に使える。
Peak1の長所はなんと言っても、この「使いやすい」の一言につきる。
短所と感じる点は、大きい/かさばる、火力に比べて燃費が悪いように感じる。他に些細な事ながら、しかしこの些細な事が私がColeman製品を
好きになれない大きな理由なのだが、暇な時に分解して手入れする楽しみがない。手入れが出来ないので愛着が湧かない。と言う事がある。Peak1もある程度パーツ単位でバラせるのだが、それは
あくまで部品を交換するためのもの。一番掃除したいジェネレータ内部は触れない。またデザインに面白味も無いように思う。
SVEAは使うほどに味がましていくのだが、Peak1は使うほどに、きたなく汚れていくだけのように感じていた。
しかしまぁ、使っていく楽しさや面白みがなくても、それを上回る「使いやすさ」というものがあるじゃないかと最初は思ったのだが、「それならガスにしたら?」と言われれば(誰もそんな事をわざわざ人に言わないが)確かにその通りだ。それでSVEAとPeak1どっちが好きだと聞かれれば(こんな事誰も聞かないが)それはもう絶対SVEAなのだが、しかし使いやすさに流されてPeak1を持って行ってしまう自分が情けない。
それでポンピングの調子が悪くなったとき、あまり調べず(カップのへたりではありませんでした)捨ててしまいました。Peak1、16年間お世話になりました。(なんだかんだ言いつつ、こんなに使ったのですねー)
Sigg Fire-Jet (シグ・ファイヤージェット)
海外にサイクリングに出かけたいと考え始めたとき、その頃出始めていた”マルチ・フューエル対応!”と言うものが欲しくなり、その頃出たばかりであったこのSigg
Fire-Jetを買った。確かにうたい文句通り非常にコンパクトな上、高火力だが、それだけであった。一番の問題点は火力調節がまったく出来ない事。最大出力かOFFか、どちらかだ。
これではコッフェルで”一人分の御飯をおいしく炊く”なんて事は絶対出来ない。こんなものを日本で、当然買ってから米を炊くであろう日本人に、注意書き/但し書き無しで売るなんて罪だと思います。買った人は絶対困っていると思う。
また、他のストーブよりプレヒートに時間がかかるようにも感じた。念入りにプレヒートして、そろそろ良いだろうと思っても、まだ足りない...。と言う状況がよくあった。
最悪の問題点は、火を小さくしようとすると本体の一番底の部分からガスが漏れていてこれに引火する事でした。もうはっきりとは覚えていませんが、火を小さ
くしていくと、バーナーの火が本体下のほうにある、気化したガソリンと空気を混合する部分に降りて来る、つまりこの混合部分で燃え出してしまう。当然これ
は異常な事態で非常に大きな音も出ていた気がする。これを度々起こしていると、この混合部分を構成している本体底辺のネジのパッキンがやられてガスが外に
漏れ出し、さらにこれに引火していたように覚えているが...。だいぶ前の事なのでこのあたりは定かでないが、下から火が出て困ったのは事実です。
※ 枯れた芝の上に置いて使っていたら、下の芝が燃え出した事もあった。
Stoveに関して歴史のないメーカーが出したモデルの為か、上記のように信頼性と安全性に欠けるように感じた。このページで紹介している他のストーブは
テントの中や部屋の中で使っても大して危険を感じないし、実際どのストーブでも、何度もテントや部屋(ホテルなど)の中で使用しているが、このFire-
Jetだけは、そんな気になれないし、無理だと思う。
Fire-Jetはどうしても使っていく気になれず、買ってすぐ、友人に格安で譲ってしまいました。
Optimus Explorer (オプティマス・エクスプローラ) 本当はエキスプローラと読むらしい?
Fire-Jetが使えなかったので、買い直したストーブ。新参メーカで失敗したので、今度は老舗で選んだと言うところか。ヨーロッパサイクリングに
持っていった。まぁまぁ満足しています。最近のタンク分離型のものと比べるとコンパクト性では若干劣りますが、バーナーヘッドには信頼性を感じます。た
だ、SVEAと比べてしまうからだと思いますが、もう少し”美しさ”があっても良いんじゃないかなぁーと、思ってしまいます。
このストーブは現在自分のメインストーブなので気に入っているところと、要改善と思われる部分を述べておきます。(と言ってもこのモデルは既に生産中止されているような...)
気に入っている点:
- とろ火が使える
- 静か
- 比較的プレヒートの時間が短いように感じる
- 1ヶ月間、毎日レギュラーガソリンで使ってもバーナー部にはまったく問題が発生しなかった。
問題と感じている点:
- Optimus最初のタンク分離モデルである為か、ヨーロッパ・サイクリングのページで書いたようにポンプ部分に若干の問題を感じました。これが固体不良なのか製品不良なのかはわかりません。
- こ
れもポンプ部ですが燃料を吸い上げる為のビニールチューブがあるのですが、ポンプをフューエルボトルに装着したまま、つまりビニールチューブをガソリンにつけたままにしてい
ると、だんだんこのビニールが硬化してしまいます。レギュラーガソリン使用時の方が硬化が早いようにも思います。このチューブは先端にフィルターを兼ねた
重りが付いていて、ボトルを寝かした時、このビニールチューブの口が下を向くようになっています。これがボトルを立てた状態で硬化してしまうと、使用時ボ
トルを寝かしても、燃料吸い上げ用ビニールチューブが真っ直ぐなままになってしまい、ボトルの半分ほどしか燃料が使えなくなってしまいます。仕方がないの
で自分は硬化してきたらホームセンタで燃料用と明記されたビニールチューブを買ってきて交換しています。(ホームセンタで買ったものも硬化するが、最初に
製品について来た物の方が硬化が早かったし、木の枝のよう硬く硬化した)
- プレヒート用の燃料受け皿に、石綿のようなものがまいてあるのですが、どう見ても石綿に見える。健康に悪そうなので、取って捨ててしまいました。仕方が無いのでMSR用のものをかわりにつけました。
余談:
ホワイトガソリンはサイクリング中なかなか手に入れる機会が少ない。そこで手に入れる為の結構有効な方法は...。
必ずしもうまくいくわけではないが、コールマンのツインバーナーなんかを使っているグループや家族づれに頼むと分けてもらえることが多い。ほとんどの場合
彼らは使い切れないくらい大量に持ってきているので、貴方の体がサイクリングに馴染んで十分汚い立派なサイクリストに見える頃になっていれば、きっと気前
よく分けてくれると思います。
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Hiroshi Matsui